電子書籍のご案内

2021年2月12日

電子書籍は書き込みやマーカーで線を引くということが紙媒体の方法と異なるため、人によっては不便と感じるかもしれませんが、検索やデータをアップデートできるという強みがあります。
法律が改正されたときに、紙媒体の場合は新たに書籍を購入することになりますが、電子書籍ではデータを更新することによって、再度お金を払う必要がありません。
もちろん、すべての電子書籍がこのような対応を行っているというわけではないのですが、少なくとも私が執筆している分に関してはデータをアップデート処理させることで既に購入されている方への負担を減らす方法を採っています。

各ブログの右側部分などにこれまで執筆している電子書籍を載せています。

対話で学ぶわかりやすい宅建士の民法シリーズ

国家資格である宅建士の受験において、民法がネックになっている方が一定数いらっしゃるということから、なるべくわかりやすく解説するために対話形式でまとめました。
各項の最後に確認問題も載せています。

民法総則編

民法の総則のなかでも出題が多いと思われる分野に絞って解説しています。
また、冒頭ではそもそも試験のための勉強法についても載せました。

目次

試験のための勉強とは
制限行為能力者
意思の不存在
瑕疵ある意思表示
代理の基本
無権代理、表見代理

こちらに、より詳細に内容について紹介しています。

177条編

民法177条はいわゆる不動産の対抗要件についての条文です。
しかし条文自体は非常に簡潔に書かれていますが、判例などから読み解く必要があり場合分けなどもあるため、それぞれを比較しながらまとめました。

目次

177条(不動産に関する物件の変動の対抗要件)
法律行為の取消しと物権変動
解除と物権変動
相続と物権変動
時効と物権変動
登記なく対抗できる第三者
賃貸借と対抗関係

民法賃貸借&借地借家法

宅建士にとって切っても切れないのが賃貸借です。
しかし民法で規定されている賃貸借の特別法として借地借家法というものがあります。これについてもしっかりマスターすることが必須であり、また民法と知識が混ざらないようにするためにこの2つをセットにして勉強するのが効率的です。

目次

借地借家法
賃貸借
賃貸借の存続期間
賃貸借と対抗要件
借地借家契約の更新等
賃貸借の終了
賃貸借と修繕義務等
一時使用目的
譲渡・転貸
敷金

総則・時効編

総則編の中に収録していなかった時効についてまとめたものです。

目次

時効
時効の中断
時効の援用
取得時効
消滅時効

所有権・占有権・用益物権編

物権編の一部をまとめたものになります。

目次

占有権
相隣関係
共有
用益物権

抵当権編

物権編のうち、抵当権に絞った内容です。

目次

抵当権って?
抵当権の設定
抵当権の及ぶ範囲
優先弁済
抵当権と利用権との調和
抵当不動産と第三取得者
抵当権の処分
根抵当権

債権総論

債権編のうちの総論部分をまとめたものです。

目次

契約総則
債務不履行
履行不能
受領遅滞
履行遅滞中または受領遅滞中の履行不能と帰責事由
債務不履行による損害賠償
債権者代位権
債権者代位権の要件
債権者代位権の範囲
相手方の抗弁等
転用型
多数当事者の債権債務
連帯債務
連帯債権
連帯債務者間の求償権
保証債務
連帯保証人
保証人と求償権
債権の消滅
弁済
相殺
債権譲渡
譲渡制限の意思表示(譲渡禁止特約)
対抗要件

司法書士試験と書式について

本業であるとともに、本試験においては書式の逆転合格(択一逃げ切り型ではなかった)ということもあり、試験における書式の重要性については、それなりにお話しできると個人的には感じています。

そこで、実務的なお話を多少交えたうえで試験においてミスをしてはいけないポイントなどを解説したものが以下になります。

不動産登記法編

司法書士試験の不動産登記法記述式においてほぼ確実に言えることは、いわゆる連件崩れを起こしてはいけないということです。
この点を踏まえたうえで、気を付けるべきポイントを記載しました。

目次

はじめに
補足・注意事項欄
連件崩れを起こしやすい申請
元本確定登記
一の申請可否

相続人の判断
中間省略の可否
(根)抵当権と相続
おわりに

こちらに、より詳細に内容について紹介しています。

実務シリーズ

専門家に依頼すると、どうしても費用がかかってしまいます。
場合によっては専門家報酬の方が高くついてしまうこともありえるので、ご自身で手続きをするときのマニュアルとしてまとめたものが、実務シリーズです。

フリーランスのための報酬回収マニュアル

フリーランスとして、または副業としてイラストを含むさまざまなものを提供する際、その報酬を支払ってくれなくて困ったときに、どうすればいいのか具体的な手続きや書式例などを載せています。
また、下請法についても触れました。

目次

支払ってくれないとき
下請法について
内容証明の意味と書き方
支払督促
少額訴訟手続き
強制執行と差押え

敷金返還マニュアル

賃貸物件から引っ越しなどで退去するときに費用の清算を行います。
もともと敷金を差し入れているにもかかわらず、原状回復費用として多額の請求をされてしまったとき、それが本当に適切なものなのかどうかを纏めた上で、本来であれば返ってくるはずの敷金を返してもらえないときの対処法をまとめました。
こちらも訴状などを含めて具体的な文例や手続きの流れを載せています。

目次

多額の退去費用を請求された
専門家に依頼したとき
自分で計算してみよう
原状回復とは
具体的な計算
内容証明郵便
内容証明郵便を送る前に
内容証明の文例
少額訴訟の実践
そもそも「少額」訴訟って?
訴状の書き方
訴状提出以後の流れ
強制執行手続き
債権執行
少額訴訟債権執行
取立て

ペットと相続

残念ながら動物は法律上の相続人にはなることができません。
そこで、どのようにしたら大切な家族であるペットに財産をのこすことができるのかについて、軽く触れた上で一部については文例を紹介しています。

目次

ペットに遺産を渡したい
法律の壁
遺言
負担付遺贈
遺言の種類
負担付死因贈与契約
執行者
負担付死因贈与契約書のサンプル
民事信託
民事信託の構造
託したいけど不安が
信託制度のメリット・デメリット

ペットと暮らすときに知っておきたいこと: 裁判例も添えて

ペットとこれから暮らそうとするとき,すでに一緒に暮らしているとき。
どんなトラブルが考えられるのか,またお迎えするにあたって気を付けたほうがいいことはなにか。
具体的な裁判例をまじえながら解説しています。

目次

家族の一員となるとき
野良猫の餌やり
ペットショップで購入するときの注意点
そのペットショップは大丈夫?
ペットショップとの契約書
ペット保険
マイクロチップ登録証明書
対面での情報提供
飼い主の責任
マンション規約
賃貸物件
退去時の原状回復費用
多頭飼い
法律や基準
飼い主が被害者となるトラブル
トリミングでのトラブル
ペットホテルでのトラブル
ペットスクール
動物病院
交通事故
訴えたいと思ったとき
飼い主が加害者となるトラブル
咬傷
衝突
騒音や臭い
加害者としてトラブルになってしまったら
飼育者の老後に備えて