リードの付け忘れにご用心

2018年4月5日生活

NewみんなのGOLFが無料アップデートされたのですが、新DLCコースが少々気になる坂口です、こんばんは。
ナムロンベイC.C.は結局購入してしまったのですが、今回はどうしようかな。

大型犬が噛みついたときとその責任

このようなインターネット記事が目に留まりました。

リードなしの大型犬かみつく、飼い主に賠償命令(元の記事が消されたためリンク抹消)

大型犬に噛まれて2週間の怪我を負ったことに対して、飼い主に慰謝料80万円や治療費など約200万円の支払を命じた判決です。

飼い主の責任とは

民法718条には動物を飼っている人や管理する人は、動物が他人に損害を与えてしまったら賠償しなさい、でも相当の注意をしたときを除きますと定められています。
つまり、飼っているワンチャンなどが他の人を怪我させたりしたときに、しっかり注意を払っていない限り賠償の責任を負ってしまうということです。

(動物の占有者等の責任)
第七一八条 動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りでない。
2 占有者に代わって動物を管理する者も、前項の責任を負う。

リードを付けていたら大丈夫?

買い物などお店に入るときに、電柱や電灯にリードを結び付けてお留守番させてしまうことはありませんか? 目の届かないところで噛みつき事故が起きてしまうかもしれません。

ビデオ店前の歩道端電灯にリードを結び付けて店内に入り、その間に他の人に噛みついてしまうという事故が起きて裁判で争った事例では、詳細は省いてしまいますが、噛まれた側も犬を抱えたまま不用意にしゃがみ込んだことから3割の過失ありとしたうえで治療費、慰謝料、通院交通費、休業損害あわせて約112万円支払えという判決がくだされています。

東京地裁平成26年1月10日判決

このように、相当の注意を払っていないときの噛みつき事故は責任を免れないことになってしまいます。

日頃の意識が大切

「ちょっとだけ」「うちのこは大丈夫」といった慢心からこのようなことが起きてしまうかもしれません。
思わぬ争いが起こらないように日頃からしっかりと責任をもつことが大切ですね。