価値あるコレクションを捨てられたくない
愛好家にとっては非常に価値あるものでも、家族にとっては邪魔な存在ということが少なからずあります。
生前に勝手に処分されなかったとしても、コレクターが亡くなったらこれ幸いとゴミのように扱われてしまうケースをしばしば耳にします。
(生きているうちに勝手に処分されたときはまた別の問題となるため、ここでは割愛させていただきます)
もう自分はこの世に存在していないとはいえ、とても寂しい気持ちになってしまうのは否めません。
では、対策を講じるとしてどのような選択肢があるのでしょうか。
戦友に託す黒歴史抹消計画
たとえば同人誌やグッズ、パソコンの秘蔵データを眺めたり、SNSで荒ぶって楽しむ日々。
しかし自分が死んでしまったときに家族に見られるのだけは避けたい。
自分はもうこの世に存在していないのだから気にしないという割り切りができればいいのですが、そうもいかないと思う方も中にはいらっしゃるでしょう。
家族に見られたくないコレクションなどを適法に家族の目に晒すことなく処分し、亡くなってもご自身の尊厳を保ちたいという方向けの内容となっています。
SNSアカウントの管理と処分
SNSがとても身近なものになり、生活の一部となっています。
しかし、万一のことがあった際にそのSNSアカウントは放置されたままになってしまうことを心配されている方もいらっしゃいます。
SNSにて最後のメッセージを遺されたい方やご家族に知られないように削除するサービスのご提案です。
ペットと相続
悲しいことに、ペットは人ではないので法律上は物として扱われます。 もちろん動物愛護法などが整備されているため、たとえば椅子や机といった物とは区別されていますが、相続財産(遺産)の受け手になることはできません。
しかし人と同じようにペットも家族です。その家族に対して財産を遺す方法はないのでしょうか。