イラストなどのフリーランス報酬を払ってくれないとき

2018年8月20日生活

熱波で完全に身体が溶けている坂口です、こんばんは。
忙しいときほどよく動き作業をこなしてしまうのは何故なんでしょうか。

フリーランスの報酬と債権回収

フリーランスとしてイラストなどの仕事を受注し納品したにもかかわらず報酬を支払ってくれないといった悩みは多くあるようです。

費用倒れを心配して

弁護士や司法書士に依頼すると着手金などの関係から、いわゆる費用倒れになってしまうことも少なからず存在します。

これはたとえば敷金返還についても同じようなことがいえます。

少額だからこそ弁護士や司法書士に依頼するのはためらってしまう。でも泣き寝入りはしたくないという方のために、次のような電子書籍を執筆致しました。

書籍の内容(フリーランスのための報酬回収マニュアル: 文例を収録)

なるべくわかりやすいよう、対話形式を採用しています。
(よくわからない関西弁になっているのはご愛嬌)
また、この報酬回収(債権回収)にはお恥ずかしながら自分でイラストを描きました。

親しみやすくなっていれば幸いです。

回収マニュアルの目次

おおまかな目次は次のとおりです。

  1. はじめに
  2. 支払ってくれないとき
  3. 下請法について
  4. 内容証明の意味と書き方
  5. 支払督促
  6. 少額訴訟手続き
  7. 差押手続き
  8. おわりに

報酬を支払ってくれないとき

いきなり内容証明郵便の送付する前に確認して欲しいことや、法的手続きの流れ、時効についてもしっかり解説しています。

フリーランスと下請法について

フリーランスでの受注をする際に、知っておいた方がいい下請法の基礎知識を載せています。

内容証明郵便ほか

内容証明郵便とはどのような性質があるのかという解説を含め、具体的にどのような文面で出したらいいのかというサンプルを載せています。
また、支払督促以下の内容についても、解説だけではなく具体的な文案も参考例として載せているので、基本的にご自身だけで書類を作成できるようにないっています。
(裁判所に問い合わせて確認しておいてほしい内容も含まれています)

示談交渉から差押えまで

最初の取っ掛かりである確認事項から、最終目的である差押手続きまでを収録しているものは少ないと思います。
できるならばこういったトラブルがないに越したことはありませんが、万が一に備えて知識として蓄えておくことも必要かと思います。
もちろん実際にトラブルになってしまった方にも目を通していただきたい内容です。