揉め事が起きたときの対応

2018年5月8日生活

連休中は深夜型の生活をしてしまったので反省している坂口です、こんばんは。
前回投稿したゲームとは別のものを勢いで購入してしまったのが原因です。

揉め事が起きたときの対応について

いきなり喧嘩腰でいいの?

債権回収などをはじめ、様々なトラブルの相談をいただきます。

概ね相談される際には感情的になっているため、相手方への強い通知を希望されます。
もちろん状況によってはそのような対応をすることが最善のときもあるのですが、まずは話合いをする余地を作ることが大切だと思っています。

内容証明郵便を利用するということは

強い通知の代表格として内容証明郵便があります。名前を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

内容証明郵便を受け取るということは、最後通告に等しいと考えています。
簡単に言ってしまえば「これから喧嘩するからよろしく」という内容を送りつけていることと同じです。

喧嘩腰で臨んでしまうと

これから喧嘩するという内容の文章が送られてきて、話合いに応じようとする人間はかなり稀ではないでしょうか。

全ての場合において話合いによる解決が最善とは限りません。
和解というのは互いに譲歩する必要があるため、こちら側に非がなく二度と会わなくても問題ない場合においては全力で殴りにかかって(当然物理的に殴るわけではありません)回収を行うべきときもあります。

判決を勝ち取ったとしても

たとえば訴訟によって勝訴判決を得たとします。このとき相手方は素直に支払ってくれるでしょうか?

支払ってもらえない場合は債務名義というお札を用いた強制執行手続きをする必要があります。
当然この手続きにも費用が掛かります。

話合いで解決すると

裁判外和解(示談)や調停などの話合いによって解決を図る場合、お互いにどこかしら譲歩するところはあるものの、納得できないかぎり和解や調停による協議が調うことはありません。
話合いが纏まるということは双方納得しているため、たとえば金銭の支払いについても強制執行手続きを経なければならない可能性がぐっと低下します。

専門家に相談することによって

当事者は感情的になっていることがあるため、話合いをするという発想にそもそも至らないケースがあります。または、話合いを行おうとして口論などになってしまうかもしれません。
上に記載してあるとおり全力で殴りにかかった方がいいときもありますが、まず最初は話合いを行うことにより場合によってはスムーズに解決することもあります。

専門家が入ることにより依頼者の不利益にならないよう配慮しつつ交渉(話合い)が可能になります。
相談することによって思いのほか感情的になっていたと気付くことがあるかもしれません。

おわりに

抱え込んでしまうとそれだけでストレスになってしまい、悪循環に陥る可能性もあります。
弁護士や司法書士事務所または法テラスや市町村の無料相談などに足を運んでみてはどうでしょうか。
事務所についても事前に相談料などの料金体系を確認できるはずです。

【相談すること=解決までの依頼をすることではない】のですが、不安であれば事前に「今回は相談だけでお願いします」と伝えておけば問題はありません。