試験のための勉強とは(資格試験だけではなく入学試験にも言えること)
宅建の妙なコントみたいなものを書いていると、ちょっと楽しくなってしまった坂口です、こんばんは。
もともと誰かに何かを教えたり伝えたりするのが好きだからかもしれません。
試験勉強で大事にしていること
入学試験や資格試験などに限らないことですが、勉強と名のつくものは効率や要領がとても大切だと思っています。
宅建に関するブログ投稿をしていますし、いずれ電子書籍でまとめようと考えているので試験勉強に関する内容についても、宅建を前提にあのノリでまとめようと思います。
読みづらかったりするかもしれませんがご了承ください。
P「どもーPです」
Q「Qです」
P「って漫才みたいやな」
Q「そんなん言うたらPってなんやPって。professorのPか? 教授か? 秒速1センチで動いてろ」
P「なんでやねん。やかましいわ。深く考えてなかっただけや。QもクquestionのQではない」
Q「さよか」
勉強時間の有限性
P「時間は有限」
Q「いきなり何を言うてるん? あれか、シュタイン○ゲートか?」
P「とべよぉぉぉぉってなんでやねん」
Q「乗ってくるなよ」
P「あ、はい。資格試験に限らず定期テストの勉強にも言えるけど、時間は有限やからひとつのことを掘り下げすぎたら他が手薄になるって言いたい」
Q「なるほど」
P「たとえば宅建の民法が苦手という人がいたとする」
Q「おのれ宅建士ちゃうやんけ」
P「細かいことは気にするな。大人の事情」
Q「大人の」
P「うむ」
P「民法が苦手だからといって民法ばかりで試験に合格すると思うか?」
Q「思わん」
P「せやろ? 入学試験や資格試験は合格が目標であって、それが目的やで」
Q「そらそうだ」
P「だから、大事なのは『みんなが解ける問題を確実に正解する。誰もが解けない問題にこだわってもしゃーない。合否が分かれる問題でいかに差をつけられるか』ってことや」
Q「正論」
P「細かいところを勉強するのは面白いこともあるかもしれんが、そんな袋小路に迷い込んで見失ったらあかんってことよ」
Q「納得はできる。けど、どこが大事でどこが細かいところかがわからん」
P「それを教えてくれるのが予備校や参考書ってことだな」
Q「独学じゃ難しいってことか?」
P「そうは言わないけど、効率が悪いってこった」
Q「ふむ」
条文番号
P「法律系科目のある試験の話やけど、たとえば条文番号まで憶える必要があるかどうか」
Q「そら憶えてる方がいいやろけど」
P「試験で条文の番号まできかれるならともかく、そうじゃないなら要らない」
Q「言い切ったなぁ」
P「きかれないことまで憶える必要はないやろ」
Q「まぁなぁ」
P「司法書士試験で例を挙げると」
Q「宅建どこいった」
P「気にするな」ボコッ
Q「はい」
P「刑法でみんな大好き『懲役○年』とかそういうことまでは憶えない。そこまで試験で求められないし」
Q「えー、そういうのが楽しいのに」
P「楽しいのはいいけど時間に限りあるし、他にしっかりおさえるところあるからな」
Q「流れから、そうなるか」
P「民法の条文の番号も有名どころしか知らない」
Q「マジか」
P「勉強しているうちに自然に頭に入ってる有名な条文は番号を憶えてるけど、そもそもこれもきかれんからな」
Q「そんなもんなんやな」
P「逆に条文番号が問われるような試験(科目)があるなら、それは憶えなあかんで」
Q「せやろなぁ」
試験中の時間の有限性
P「いざ試験に臨んだけれども、わからん選択肢があったとする」
Q「よくあることやな」
P「数学をはじめとして記述式だったときは話が変わってくるけど選択式(択一)問題だとすると、とりあえず保留して次の問題に取り組めと言いたい」
Q「確実に点数とれるところをさっさと取るってことか?」
P「そうそう。じっくり考えて答えがわかるかもしれないから後回しにした方がええやろ」
Q「まぁなぁ。マークシートで塗りつぶすところズレそうで怖いけど」
P「それは基本っちゅーか間違わないようになんとかするしかない」
Q「お、おう」
P「それか、とりあえずマークしておいてあとでここは確認すべしと問題用紙か解答用紙にわかるように鉛筆で目印をつけておく」
Q「鉛筆で?」
P「あとで消せるように」
Q「なるほど」
見直しの大切さ
P「できるなら見直し時間を確保すべし」
Q「なんでよ」
P「たとえば『正しいものを選べ』ってあるのに『誤っているもの』を選んでるかもしれん」
Q「そんなドンくさいこと」
P「いやー、これが大事な試験ほどやらかすことがある」
Q「マジか」
P「マジ」
Q「もしかして」
P「経験ある」
Q「」
直感の大切さ
P「知識問題なんかだと憶えてないときにいくら頭を捻っても正解はわからんもんだ」
Q「知らんことだからなぁ」
P「そんなときは直感で決めたら振り返らないようにする」
Q「かっこええこと言ってるっぽく聞こえるが」
P「そんなんちゃうわ。見直しのときにさっきみたいなうっかりミスを確認するのはいいけど、『あー、こっちかも』って選択肢を変えるのはおすすめできん」
Q「いやいやいや、考え抜いて決めなおしたんやろ?」
P「いろいろな話を聞く限り、後で選択肢を変えて正解に辿りつくより、変えてしまったからせっかく正解してたのに間違ったというケースの方がが多い」
Q「そんなもんなんか」
P「直感っていうのは、これまでの知識の集積から導かれた(閃いた)ものやからな」
Q「またかっこいい感じで言う」
P「ええやん?」
Q「まぁ」
P「とにかく、直感は大切にしようってことやな」
まとめ
- 勉強するときは、目的を考えてどこまで掘り下げるか決める
深追いしない - 試験のときは、時間配分を大切にして直感を信じる
よほどの確信がない限り選択肢を変えない
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